目標を掲げ、チェックしながら経営していますか?
2021.2.5
令和3年1月の経営ニュースでもご紹介しましたが、
弊事務所では経営計画書を使って事務所経営をしております。
どのような商品・サービスを提供するのか、どのような組織になるのか、所員は将来的にどうなるのか、といった未来像を明確にし、それを全員で共有し、その実現に向けて行動するための指針としております。
その未来像は私自身が「こうありたい」と考えたものです。
そこには、今後5年間の売上、利益といった数値目標もあります。
<売上目標とは?>
弊事務所では、お客様の決算のタイミングで次年度の利益計画の検討を行うことを基本としています。
利益計画の立て方の手順としては、売上ではなく、「必要な利益」を出発点とします。
これは、『会社が存続するために必要な利益を稼ぐためには、いくらの売上がいるのか』という考え方です。
事業は逆算なり、です。
場合によっては、とんでもない売上になることもありますので、様々な視点から何度もシミュレーションしながら、目標となる利益、売上を最終的に決定していくことが多いです。
会社にとって必要な利益は、稼がなくてはならない利益ですから、次年度の1年分だけでなく、3年分あるいは5年分の計画をしてみると、何か気づくこと、感じることがきっとあるはずです。
<売上目標を販売計画に落とし込む>
掲げた売上や利益目標を達成しなければ、いずれ会社が存続できないことになります。
その売上目標を達成するため、次は何をしたらよいのでしょうか?
それは販売計画を作ることです。
基本的には、見込販売の事業であれば商品別の販売計画を、受注販売の事業であればお客様別の販売計画を作ります。その前提として、商品・サービス、お客様についてABC分析により現状をつかんでいくことが重要になります。
<目標を達成するために>
ここからも経営者にとって大切な仕事があります。それは「定期的なチェック」です。
定期的にチェックをし、売上が足りないのであれば、足りない理由よりも「これから何をするのか」「これからどう行動するか」を考えて、実行しなくてはならないのです。
「計画は経営者の決意を表明したものであり、チェックはそれを達成しようとする執念の現れなのだ。是が非でも実現するという執念こそ、経営者にとって大切なのである」
(一倉定)
<コロナ禍の今>
コロナによって、これまで売れていた商品・サービスが売れなくなった、あるいは売る機会すらなくなっている業界があります。また、今のところ売上としては何とかなっていても、コロナが落ち着いた時に状況が変わってしまうこともあるでしょう。
コロナ融資を受けたものの日々の支払いに充てるのに精一杯という場合はともかく、手元の現預金が十分にある会社もあると思います。
資金に余裕があることで安心するのではなく、今後を見据えて、新製品・新サービスの開発、新市場の開拓にその資金を有効に使っていくことが必要と考えます。
コロナ禍で順調に行っている会社もあれば、苦しんでいる会社もあります。
いずれにしても、経営者自身が今後のことを考え、行動していくしかありません。
どうすればうまくいくかはやってみないとわかりません。
目先のことも気になりますが、1年後、3年後、5年後にどういった状態になっていたいかという目標を掲げた上で、それを行動に落とし込んでいくのが重要と思います。
この機会に成り行き任せの経営から脱却しませんか?
情報は日々変わっています。積極的に情報の入手をしていきましょう。
経済産業省
新型コロナ関係パンフレット
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf
向井会計
新型コロナ対策支援情報
http://www.mukaikaikei.jp/15840027940939
コロナ情報まとめサイト
https://covid19.shien-juku.com/?pmt=fjv2
このホームページの中に、『あなたを成功に導く事業計画』という動画がありますので、ご覧ください!
⇒ 動画『あなたを成功に導く事業計画』
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