熱意あふれる社員
2020.7.1
従業員が意欲的に自分の仕事に取り組んでいるか、
経営者の方であればとても気になるのではないかと思います。
【熱意あふれる社員】に関して行われた調査結果があります。従業員さんのやる気、離職率が気になる方は必見です!
<熱意あふれる社員の割合は?>
「米ギャラップが世界各国の企業を対象に実施した従業員のエンゲージメント(仕事へ
の熱意度)調査によると、日本は「熱意あふれる社員」の割合が6%しかないことが分
かった。米国の32%と比べて大幅に低く、調査した139カ国中132位と最下位クラスだ
った。企業内に諸問題を生む「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員」の割合は
24%、「やる気のない社員」は70%に達した。」(日本経済新聞(2017/5/26電子
版))
熱意あふれる社員は日本では6%!これを高いとみると低いとみるかは、社長さんそれ
ぞれだと思いますが、どうお感じになるでしょうか。
<どのような質問を行ったのか?>
PRESIDENT Online(2017/12/18)によると、次の12の質問に対して、それぞれ5点
を満点として点数を付けた結果のようです。
「Q1:職場で自分が何を期待されているのかを知っている
Q2:仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている
Q3:職場で最も得意なことをする機会を毎日与えられている
Q4:この7日間のうちに、よい仕事をしたと認められたり、褒められたりした
Q5:上司または職場の誰かが、自分をひとりの人間として気にかけてくれているよ
うだ
Q6:職場の誰かが自分の成長を促してくれる
Q7:職場で自分の意見が尊重されているようだ
Q8:会社の使命や目的が、自分の仕事は重要だと感じさせてくれる
Q9:職場の同僚が真剣に質の高い仕事をしようとしている
Q10:職場に親友がいる
Q11:この6カ月のうちに、職場の誰かが自分の進歩について話してくれた
Q12:この1年のうちに、仕事について学び、成長する機会があった 」
それぞれの質問に対していろいろな意見はあるとは思いますが、この中で一番興味深か
ったのはQ8です。
この質問は、会社の使命や目的から見て、自分の仕事が大切なものであると、従業員自
身が思えるかどうかということだと考えます。
経営者として、従業員に自社の経営理念について語っているでしょうか。何のために仕
事をしているのか日ごろから伝えているでしょうか。この2つは経営者の重要な仕事で
す。
とりわけ、従業員の仕事が、自社の経営理念、使命などとどう結びついているかを伝え
ることができているかどうかが重要です。従業員にとって、今この瞬間に行っている仕
事が理念とつながっていると実感が湧けば、自分の仕事に意味や価値を見出すことがで
きるのではないでしょうか。
上記の日本における調査結果は、自分の仕事に意味や価値を見出すことができず、生活
のために仕事をこなしている従業員が多いことを示していると考えることもできます。
ご自身が自社の従業員だったと仮定して、点数をつけたら何点くらいになるでしょう
か。
従業員のやる気を上げたり、離職率を下げたいのであれば、上記の12の質問に関し
て、より高い点数が付くように、従業員とのかかわり方を見直してみてはいかがでしょ
うか。
情報は日々変わっています。積極的に情報の入手をしていきましょう。
経済産業省
新型コロナ関係パンフレット
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf
向井会計
新型コロナ対策支援情報
http://www.mukaikaikei.jp/15840027940939
コロナ情報まとめサイト
https://covid19.shien-juku.com/?pmt=fjv2
このホームページの中に、『あなたを成功に導く事業計画』という動画がありますので、ご覧ください!
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