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社長の心得

2020.10.1

 

経営コンサルタントである小宮一慶さんの著書に『社長の心得』があります。
20年間の経験を集約した、経営の原理原則や経営者としての正しい考え方などが書かれています。
経営者の方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。

今回はその一部をご紹介しますので、ご自身を振り返ってみて下さい。

 

<会社の理念編>
 「社長は、「歩くビジョン・理念」でなければならない。」
 ここでは、理念を「会社の存在意義」などとしています。
 理念はともすると、額縁に飾られたお題目になってしまうことも多いものです。
 そうではなくても、社員に対して言うだけで、社長自身は「?」ということもあり得ま
 す。
理念を徹底するためには、
 「社員に言い続け、自分にも言い続け、自ら実践していくこと」
とされています。
常に自分に言い聞かせ、ブレないようにすることがポイントのようです。

 
 「いったん理念を制定したら、まず社長自身がそれに従い、理念を体現し続けなければ
 ならない。」

 立派な理念をどんなに語ったとしても、社長自身の行動が伴っていなければ、社員はど
 う感じるでしょうか?
 非常に厳しい経営状態の会社で、若い女性社員がこう言ったそうです。

「わたしたちは、社長のセルシオのためにこんなに無理して頑張っていたのかと思う
 と、アホらしくなります」
※セルシオはトヨタの高級車

どんなに立派なことを言っても、社員は社長のことをシッカリ見ています

 
 

<会社の数字編>
 「社長は、誰よりも、会社の数字に強くなければならない。」
会社を潰す社長として「見栄っ張り」と「大雑把」をその特徴として挙げています。 
「特に数字に大雑把なのは致命的」 
とまでおっしゃっています。数学ができるとか簿記がわかるとかではなく、大事な数字
が何であって、常にきちんと把握できているかがポイントです。
「会社の業績に最も責任を負っている」社長には、覚悟や真剣さを持って数字に向き合
う必要があるということです。

 

 「社長は自社の財務諸表で「安全性」「収益性」「将来性」を常にチェックしていなけ
 ればならない。」
この3点のチェックも社長の仕事ですが、安全性が最重要。
会社は赤字で潰れるのではなく、お金が無くなると潰れます
ですから、お金が大丈夫かどうかが第一です。
「手元流動性」というものがあります。ざっくり言いますと、使えるお金が手元にどのく
 らいあるかということです。「現預金が月商の何か月分あるか」というイメージです。
 不足する場合は、資金調達が必要です。
業種によっても異なりますが、少なくても月商の1ヶ月分、1.5ヶ月分はあると良いか
 と私は考えています。(平時の場合。コロナ禍の今は別)
その次は、流動比率(流動資産÷流動負債)、自己資本比率(純資産÷総資産)です。
「自社にとってのこの適正値を把握することは社長にとっては絶対に必要」としていま
す。

 

弊事務所は、ただ申告書を作る(数字を作る)のではなく、お客様には数字に強くなっ
ていただきたいという想いで、「向井方式月次決算書」を使うなどして数字の教育とい
う観点で業務に取り組んでおります。

 


このホームページの中に、黒字倒産!どんぶり勘定のコワ~い話という動画がありますので、ご覧ください!
 ⇒ 動画黒字倒産!どんぶり勘定のコワ~い話
 

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