変化に対応できるものだけが生き残る
2017.5.1
4月に“炎の講演家”鴨頭嘉人(かもがしらよしひと)さんのお話を伺う機会がありました。元マクドナルドNo1マネージャーで数々の賞を獲得された方ですが、パワフルかつ笑いもあり、お話にとても引き込まれました。今回はその内容の一部をお伝えしてみたいと思います。
会社はなくなるのが当たり前
・会社を設立して10年後も残っている率は「6.4%」
(=100社のうち、94社はなくなる)。
・力が強い会社が残るのではなく、「変化に対応できる」会社が生き残れる。
消費者が求める3つの価値
①元気 → お客様が元気になる体験を売る
②感動 → お客様の日常がどう豊かになるかをイメージさせる
③繋がり → お客様とどうかかわるか。
お客様が自分に興味・関心を示してもらったと思ってもらえるか
・「モノ」はあふれている⇒「心」が重要
(TVコマーシャルを見てもわかるが、商品そのものの説明よりも、
その商品を使うとどんな楽しい生活が待っているかなど、をイメージさせている)
・売れる営業マンは、商品を売る前に「感情を動かす」
・鴨頭さん自身の経験として、車を修理してもらう際に「自分の車を褒めてくれた」、鴨
頭さんのホームページを見て「自分に関心を持ってくれた」ことで、その後はその店し
か利用していないとのこと。
➡①~③のキーワードは、消費者だけでなく従業員にも当てはまるので、
組織作りにおいても重要
価値観の違いを理解する
・従業員を採用してもすぐに辞めてしまう
→採用コストを回収するのに5年以上かかる。人材が原因による赤字の会社は多い。
・人はそれぞれ価値観が違う
(価値観は過去の体験に基づくので、人によって価値観は違う)
→違いを受け入れることができるか(相手の価値観を肯定できるか)どうかが重要
70歳台 40~60歳台 20~30歳台
価値観の中心 食べ物 お 金 存 在
(「食べ物」や「お金」はモノ)
ここに大きな壁がある
「存在」というのは、その人の存在そのもの。この点を意識していないとその人とつな
がれない(その人自身に関心を持てるかどうか。存在そのものを認める)。
価値観の異なる他の世代を自分(経営者)の価値観の枠に入れようとしない(入れよう
とすると、うまくいかない)。
“商品やサービスが売れない”、“従業員が辞めてしまう”という悩みをお持ちの経営者の方もいらっしゃると思います。今回お伝えした内容も参考にして、今までの販売方法や従業員との接し方を今一度見直してみてはいかがでしょうか。
中小零細企業であってもやれることがきっとあるはずです。
ネットで「講演家」を検索してみて下さい。鴨頭さんの元気が出る動画、おススメですよ!
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